新中野女性クリニック 無痛分娩体験記② 出産当日の早朝編

 5月頭に無痛分娩で出産しました。

現在里帰り中、初めての育児に奮闘してます。

 

授乳と授乳の間、寝不足ながらも、忘れないうちに無痛分娩体験記を書いています。

 

私が通っていたのは、新中野女性クリニックという無痛分娩でも有名な病院です。


体験記出産前日編はこちら。

 

piyoko-ooo.hatenablog.com

 

 

 

 

今日は出産当日の早朝編!

 

出産日当日の朝

am 4:30ころ


前日睡眠薬を飲んだけど、4:30ころには起きてしまいました。

 

友人が、

「出産前の今の気持ちを紙に書いておくといい。」と言っていたの思い出し、

 

ケータイのメモに今の気持ちを綴ることにしました。

(息子が生まれたあとにこの時に書いたメモを読み返して泣けた。)


緊張がお腹の赤ちゃんにも伝わっているのかその日の朝は胎動が少ないように感じたなぁ。

 

おーい、大丈夫か、もう少しですよ~~。

 

 

am 6:45ころ 浣腸

思いを綴っていると

看護師さんが部屋にやってきました。

 

血圧と体温測定。

 

そして本日最初の試練、浣腸。

 

「お尻の穴から液体を入れますね。結構すぐ便意をもよおしますが、ギリギリまで我慢して下さい。そうしないと液体しか出ませんからね〜。」

 

浣腸とかしたことないから怖いんですけど…。

 

今日も朝からされるがままだよ〜。

 

「はーい、いきますよ〜。」

 

うっ。

 

あれ…

何にも痛くない!

 

お尻に突っ込まれる瞬間はちょっと痛かったけど、一回液体が入り始めちゃうと何も痛くなかったのです。

 

そうか、世の中、美容のために腸内洗浄する人もいるくらいだもんな。あれってあんま痛くないんだな。

 

と、どうでもいい事に思いを巡らせている間に液体全て注入終了。

 

その後ひょっこりひょっこりトイレに行ったけど、我慢が足りなかったのか結局液体しか出ず…。今後に不安を残す…。

 

 

am 7:00頃 バルーン挿入

浣腸後、先生によるバルーン挿入。

 

手際が良く、さっと終わりました。

 

なんか股からチューブみたいのが出っぱなしだよ〜。

 

痛くはありません。

が、違和感がハンパない。

 

am 7:30頃 LDR室へ移動

バルーン挿入が終わると自分の病室から

LDR室へ移動になりました。

 

LDR室とは、陣痛から分娩まで全て行う部屋のこと。

 

移動した部屋では

 

点滴をうたれ、

(多分ここから陣痛促進剤が注入されている)

 

赤ちゃんの心音と張り具合をはかるベルトを巻かれ、

 

昨夜施術した背中のチューブに麻酔を入れる器具と麻酔液をセット。

(装置のネジをひねると麻酔がチューブを通って背中に流れ込む仕組みのようであります…。)

 

一通り終わった頃にとてもとても美味しそうな朝ごはんが運ばれてきました。

 

でも食欲が起きず…。ほとんど残した…。残念…。

 

 

am もう何時か覚えてない。

麻酔スタート。

 

「麻酔スタートするんで、痛みを感じたら言って下さいね〜。」

と看護師さん。

 

麻酔を入れるかどうかは、自己申告制でした。

 

でもどれくらいの痛みで麻酔を入れたらいいのかわからないんだけどなぁ…。

 

朝バルーンを挿入されてから、腰に生理痛のような鈍痛を感じていたので、それを看護師さんに報告。

 

するとあっさり

「じゃあもう麻酔スタートしましょうか。」

と、麻酔の入った筒のねじをひねりました。

 

麻酔はチューブを通って背中の神経に入ってきます。

 

なんだか冷たいものがじわ〜っと流れてくるような感覚がありました。

 

しばらくすると腰から腿まで痺れたような感じになり痛みはゼロに。

 

おぉ〜〜これが無痛分娩か!

 

こんなに痛くないなら余裕かも?

 

しかしこの平和が長く続かない事をこの時誰が予想出来たでしょうか…。

 

長い無痛分娩の一日が始まりました。

 

つづく。