「やりたい事がない」を受け入れる

「やりたい事がない」

というのがコンプレックスでした。

 

打ち込めるもの、熱中出来るもの、

そういうものが見つからなくて、見つける事にばかり時間を費やしていた気がします。

 

でも、もうそういうのはもう辞めようと思ったんです。

 

 

熱中出来る何かを持っている人への憧れ

 

花が好きでフラワーアレンジメントの仕事を受注するようになった。

料理が好きで料理研究家になった。

自分の作った服や小物をネットで売っている。

ヨガが好きでヨガの先生になった。

 

などなど…。

 

何か得意な事があって、その延長で少しお金を稼ぐ、みたいなタイプの人が増えています。

 

私も何か得意な事を作って、何か発信したり、その対価をもらったりしたい!

 

そう思って色々試してみました。

でもなんか長続きしない…。

好きな事はあるんです。ただじゃあ年中それに打ち込めるかと言ったら否。

 

途中でやってる事自体に義務感を感じてしまったり…。

好きだと思っていた事が苦痛に思ってしまったり…。

 

あの時の好きだった気持ちは一体…。

いくらやっても好きで好きでたまらない!

なんてもの私にはない…。

それとも私の努力不足…?

 

何か得意な物でカッコよく発信している友達を見ると、憧れるし、そういうものがない自分はいつも劣等感を感じてしまうのでした。

 

でもある日ふと思ったんです。

「もうそういう熱中出来るものがないならしょうがないや。そんな自分を受け入れよう。」

 

だって30年近く生きてきて、高校生くらいから自分探し的なことして、いまだに打ち込めるものがないって…。もうこれから先も探したってないでしょ。

 

そんな時、ある言葉に出会いました。

 

 

やりたい事はないけど、やりたいライフスタイルならある。

 

そうそう!

この言葉、すごくいい!

 

私はやりたい事はないけど

「こういう風に暮らせたら幸せ」

という理想は明確にあるんです。

 

そこで理想のライフスタイルと避けたいライフスタイルを書き出してみる事にしました。

 

◆理想のライフスタイル

・家族との時間をちゃんと確保したい。

・衣食住を大切にしたい。

・ある程度の生活水準は保ちたい。

・常に学び発信して成長していきたい。

・もっと旅行したい。

・場所にとらわれずに働きたい。

 

 

◆避けたいライフスタイル

・仕事で残業だらけ、家事にも追われ家族との時間がとれない。

・仕事の事が第一にきて衣食住の事に目がいかない。自分のメンテナンスもボロボロ。

・生活水準を落とすのは嫌だ。

・何も成長のないルーティーンの毎日は嫌だ。

 

それからこの理想のライフスタイルを実現するには何をしたらいいんだろう、という考え方に変える事にしました。

 

今までは、何かやりたい物や事に固執して、そこに自分の生き方をぎゅうぎゅう押し込める感じでした。

 

でもそうじゃなくて、自分が気持ちいいと感じる生き方を軸にして、自分が出来る事をしようと思うとかなり気持ちが楽になったんです。

 

その生き方自体が、「わたし」なんだよ、と胸を張って言えるようになりたいな。

 

「生き方が働き方」という言葉を最近耳にするようになりました。

私もそれを目指して頑張るぞー!